去年の今頃に面接対策セミナーで言われて感動したこと
みなさんごきげんよう
ブログ力爆age Advent Calendar 2017の7日目の記事です。
予告通り、"探索して取り出したデータを評価する関数作ってみた話"をします。
配列2つ投げたらF値返す関数作ったよー^^
今回は、データ探索を評価するのにF値を使います。
適合率と再現率っていうのがあるんですが、この2つのパラメータはトレードオフに近い関係にあり、どちらかを高めるともう一方が下がってしまいがちです。
なのでこの2つの調和平均が最も高くなるデータ探索が客観的に見て評価高いんじゃね?っていう理論です。
詳しくは以下とかです。
pythonコード
適合率と再現率を出して調和平均とりました!終わり!
こんな感じに動きます
10個の食べ物が入った配列xから、果物だけを取り出すアルゴリズムを作りたい。
もちろん、理想的な出力結果はaの["みかん", "りんご", "さくらんぼ", "もも", "すいか"]です。
しかし機械にやらせても100%上手くいくことはないので、色々なアルゴリズムを試して最もF値の高いものを採用しよう、となるわけです。
まず、「みかん」しか取り出せなかったアルゴリズムの評価。
出力
precision(適合率): 1.0
recall(再現率): 0.2
fMeasure(F値): 0.33333333333333337
適合率は完璧ですが、再現率が低いため、F値は低いです。
次に["みかん", "まぐろ", "もも", "すいか"]を取り出せたアルゴリズムの評価。
果物が3つ取り出せていますが、「まぐろ」という不純物も取り出してしまいました。
出力
precision(適合率): 0.75
recall(再現率): 0.6
fMeasure(F値): 0.6666666666666665
適合率もそこそこ高く、再現率も悪くないため、F値もまあまあです。
次に["みかん", "りんご", "だいこん", "まぐろ", "もも", "にんじん", "すいか", "じゃがいも", "ほたて"]を取り出せたアルゴリズムの評価。
果物は「さくらんぼ」以外の4つを取り出せていますが、余計なものもたくさん取り出してしまいました。
出力
precision(適合率): 0.4444444444444444
recall(再現率): 0.8
fMeasure(F値): 0.5714285714285714
再現率は最も高いのですが、適合率が極端に低いため、F値は直前のものに敵いません。
という感じで、優秀なアルゴリズムは["みかん", "まぐろ", "もも", "すいか"]を取り出せたアルゴリズムだ!
と、数字で客観的に評価できます。すごい。
去年の今頃に面接対策セミナーで言われて感動したこと
こんなタイトルで記事を開く個性的な後輩のために残します。
よく、コミュニケーション能力が重要だ、って言われるじゃないですか。
それはみんな分かってるけど、面接で測られてるって理解してないよね、って話です。
面接の質問なんてみんな対策していくじゃないですか。
学生の頃に力入れたこと、何故この業界or会社を選んだのか。
そんなのみんな当たり前にやってるわけで、そんなに差出ないわけです。
質問のやりとりではコミュニケーション能力は測れません。
じゃあどうやって測ってるのか、というと見た目と自由質問です。
見た目
前にTwitterで書いたことあるんですが、面接って自分を営業しにいく仕事なんです。
なので営業職の方が仕事に臨むのと同じくらい気合入れていいです。しかも人生かかってます。
本命の会社の面接に行くときは前日に美容院に行ってください。
暑くなってきて体臭が気になるかもしれないと思ったら、香水を買ってください。amazonでいちばん評価高いやつを両脇にワンプッシュするだけでいいです。
自由質問
ここ本当にコミュニケーション能力の差が出ます多分。
何か質問ありますか?って言われたら面接終わる雰囲気になります。でも決められた時間はまだまだ残ってます。
ここでどう時間使うかで一発だという話を聞いて感動しました。
自由質問用に質問をたくさん用意していきます。
こちらが質問①します、企業の方が回答します。
こちらが質問②します、企業の方が回答します。
こちらが質問③します、企業の方が回答します。
・・・
はやめといた方がいいです。
企業の方が回答したことから会話を広げましょう。会話はキャッチボールです。
あの時間に一方的にボール投げ続けるの、やりがちなので気をつけてください。
困ったらこっそり僕に声かけてください。面接官の回答が会話に広がっていきやすい質問とか教えます。
終わりです。
卒論20ページって思ったよりもすぐ到達しちゃう。
明日はかりかりなことで有名なかがりさんです。
テーマは「なにか」らしいので僕も今から楽しみでたまりません。